ゆうちょ銀行全銀システム接続

来年の1月からゆうちょ銀行が全銀システムに接続する。
全銀システムというのはほとんどの金融機関が加盟し、金融機関の口座間で振込みをする際に用いられるネットワークのこと。これまでゆうちょ銀行口座と一般の金融機関口座の間での送金は一部金融機関が個別に対応していただけだったのが、全銀システムとの接続によってゆうちょ銀行とメガバンクから農協までの金融機関との間で相互に振込みができるようになるということだ。一般の金融機関の口座は4桁の金融機関コード、3桁の支店番号、預金種目、そして7桁の口座番号で指定される統一の形式となっているけど、ゆうちょ銀行の口座番号はそれとは形式が異なっている。そこで、相互に振込みを開始するにあたり、ゆうちょ銀行の口座番号を一般金融機関の口座番号として読み替える必要が出てくる。
先日、その読み替えの方法と、読み替えた振込用口座番号が通帳に記載されるようになると発表されていたので、いい機会と思い、手持ちの旧通帳をゆうちょ銀行の通帳に切り替えてきた。
印字例はご丁寧に出してくれてるけど、こんな感じ。
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_furikomi_inj.html
これを機に、もう少しゆうちょ銀行を使ってみようかな。って、なんか宣伝くさいな。


ところで、こんな記事を見つけた。

決済システム(全銀が利用料値下げ)
http://www.fin-bt.co.jp/comment67.htm

加盟銀行の利用料金は、その規模に比例する基本料金と取り扱い件数に比例する従量性料金との組み合わせです。
平均すると一件当たり、大手銀行で20円弱、大手地銀で30円強、信金中位で60円程度と考えられます。

3万円以上の送金にかかる印紙税も料金低下の阻害要因です。

上で出た全銀システムの利用料金の話。
例えば三菱東京UFJ銀行のATM・カード・3万円以上・他行あての振込手数料が420円だけど、このうちシステム利用料金が20円として、印紙税が200円だから、銀行の収入は200円となる。この200円からATM稼動経費等を差し引けば銀行の利益はいかほど?印紙税の占める割合は大きい。