雪が降った話

先週頃の寒波で当地ではかなりの積雪。雷とともに雪が数日降り続き、全てが雪に埋もれた。自動車通勤の人は車の屋根に積もった雪をかき下ろし、道路までの雪をどけて道を作る。除雪車が出動するのはいいが、歩道に押し寄せられた雪の塊で歩けない。太平洋側育ちからすれば信じられないような世界だった。
太平洋側の冬といえば吹き抜ける北風で、空気も乾いている。雪といえば風に紛れて吹き付けるものというイメージだったけど、ここ北陸では湿った水っぽい雪やあられがもそもそ降る。湿度は高い。北陸で雪を降らせきって水蒸気を使い果たした分、東海地方では乾いた空気になるということがよくわかる。